トートバッグのお手入れ、特に洗濯の際のしわ対策を3つご紹介します。
1つ目は、キャンバス製のトートバッグは洗濯機を避け、手洗いがおすすめということ。なぜなら、洗濯機では形が崩れやすく、しわができやすいからです。具体的には、水と衣類用中性洗剤を使って、30分ほどつけ置きした後、手で押し洗いを行います。
2つ目のポイントは、干す際の方法。トートバッグはしわになりやすいので、手のひらで軽く叩いて形を整えることが重要です。さらに、2本のハンガーを使ってバッグの口が開くように広げて干すと、底まできちんと乾くのでおすすめです。
3つ目のポイントは、ポリエステルやナイロン製のトートバッグのお手入れ方法。これらの素材のバッグは、月に1〜2回の手洗いが理想的です。また、目立つ汚れがついた場合は、できるだけ早く落とすことが大切です。このように、素材によって適切なお手入れ方法が変わるので、注意が必要です。
トートバッグのシワを伸ばすにはどうすればいい?
アイロンを使う方法
スチームアイロンを使う方法
湿らせたタオルで叩く方法
ハンガーにかけて自然乾燥させる方法
素材に合わせて、低温のアイロンを心がけたほういいでしょう。スチームアイロンが手軽でおすすめです。
シワの程度によっては、ハンガーにかけて時間をかけるのも良い方法ですね。
トートバッグの汚れの落とし方は、素材によって異なります。綿やキャンバス地のトートバッグの場合は以下の方法で汚れを落とすことができます。
キャンバス地トートバッグの汚れの落とし方
部分的な汚れは消しゴムで落とす
軽い汚れなら、キャンバス用の消しゴムで優しくこすると落ちることがある
黄ばみには漂白剤を使う
ポリエステル・ナイロン製トートバッグの汚れの落とし方
ブラシでホコリを落としてから柔らかい布で拭く
中性洗剤で手洗いする
油汚れにはクレンジングオイルを使う
使用後はホコリを払い、汚れが目立ってきたら早めに洗濯しましょう。アイロンの使用や防水スプレーの使用も型崩れ防止や汚れ予防に有効です。
型崩れ対策には何をすればい?
使わないときは中に紙を詰める
トートバッグを使わないときは、中に新聞紙やティッシュペーパーなどを詰めて形を整えましょう。紙が湿気を吸収し、型崩れを防止してくれます。
立てて保管する
トートバッグは横に寝かせると重力で型崩れしやすいので、できるだけ立てた状態で保管するのがベターです。棚の上に並べたり、フックにかけたりするのがおすすめ。
詰め物グッズを使う
市販の「カバンの骨」などの詰め物グッズを使うと、トートバッグの自立をサポートし、型崩れを防止できます。底にセットするだけで簡単に使えます。
重い荷物を詰め込みすぎない
トートバッグに重たい荷物を詰め込みすぎると、型崩れの原因になります。必要最低限の荷物にとどめ、なるべく軽量化を心がけましょう。
定期的にお手入れする
トートバッグを長く美しく使うには、定期的なお手入れが大切です。使った後は柔らかい布で乾拭きし、汚れは早めに落とすようにしましょう。革製なら専用クリームなどでケアするのもおすすめです。